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About "Kyoko Création"

Kyoko Sugiura 

刺繍アーティスト・Atelier d'Art de France 会員

 

 東京で刺繍作家、講師として活動ののち、2009 年に渡仏。世界第一線のファッションブランドのオートクチュール刺繍を手がけるパリのアトリエで職人として仕事をしながら、その技法を自身の創作に採り入れ、世界でも他にない芸術表現を発表する日本人アーティスト。19 世紀に始まり、現在までモードの頂点でありつづけるオートクチュールの技術をベースに、独自の素材やモチーフを開拓しつづけ、繊細な手業を限りなく積み重ねていく手法は「伝統と革新」を常にテーマとするフランスの工芸アートの世界でも高く評価されている。
 

 パリ市クリエイターズグランプリで2014 年・2015 年と2 年連続でノミネートされ、ファイナリストに。2017 年は、グラン・パレでの展覧会「Révélation レヴェラシオン」、パリ市庁舎での展覧会「Design & Artisanat Paris デザイン&アルティザナ パリ」、さらにパリ・ロマン派美術館での展覧会「Le Pouvoir des fleurs 花の力」でも選出・展示された。そのほかパリ、サンジェルマン・デ・プレ地区のGalerie Bettina でフランス初の個展、そして東京、日本橋三越本店美術部で個展を開催。2020年はフランスロワール地方の美術館での展示、また東京のギャラリーなどでの展示が予定されるほか、パリのファッションスクールECAMODで講師を務めるなど、活動の場を広げている。
 

 こうした経験から生まれる彼女の作品は、日本とフランスの文化がクロスし、新しい表現が生まれていく場所。また彼女はその素材に、京都の金箔や伝統的なシルク糸、日本の技術と創造性に満ちたファンシーヤーン、そしてフランス、ヨーロッパのアンティークスパンコールやアンティークミクロビーズを使用し、その素材の多様性においても他に類をみない、独自の提案をつづける。

 技術と素材は、私たちの歴史と文化を語る大切な証人であり、それらを駆使して編み出される彼女の作品は、新しい歴史と文化を紡いでいくミクロコスモス。世界の刺繍文化が織り込まれた杉浦今日子の作品には、人間の手が創りだす表現の「伝統と未来」が共存している。

Ateliers d'Art de France

 

Kyoko Créationは、フランスで活動する6000のアルチザン、アーティストがメンバーであるAteliers d'Art de Franceの会員です。

Video : Embroidery art , My works & Exhibition in Paris

Kyoko Création

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